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●リフレッシュプログラム

2012年からスタートした「神奈川リフレッシュプログラム」は、子どもたちと寝食をともにして世話をする大学生の学期末試験が終了す る8月の上旬に、例年実施しています。参加者は小学生なので日程は2泊3日。山北町の宿泊施設に2泊し、自然がいっぱいの山北町で川遊び やキャンプファイヤーを楽しみます。最終日は例年横浜市のみなとみらい地区で遊びます。2019年は8月5日(月)~7日(水)に実施、 宿泊場所は山北町です。交通手段はJRで、いわき駅集合・解散を予定していますが、参加者募集については未定です。

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〇2018年|8月6日(月)~8日(水)

参加者は小学生26人がJRいわき駅を出発、山北町丹沢荘に無事到着しました。毎年お世話になった「丹沢荘」が今年で閉館になるとのこと、残念 です。今年も昨年に続き台風が襲来しましたが、雨の合間を縫って山北町でのプログラムはすべて実施することができました。今年は三保小学校で福島 からひまわりの種を取り寄せて育てたので、みんなで校庭のひまわりを見ました。横浜では台風のためコスモワールドが閉園と知らされ落胆していまし たが、三菱みなとみらい技術館やランドマークプラザの中で楽しみました。

〇2017年|8月7日(月)~9日(水)

今年はプログラムが始まってから初めての台風との遭遇です。進路が突然変わったため直前は雨対策に追われましたが、丹沢荘の皆様の協力、「こ らっせユース」と事務局スタッフのチームワークでなんとか乗り切りました。到着した夜、山北町には災害警報が発令され、翌朝台風は通り過ぎました が、川遊びは危険があるので取りやめ、三保小学校の体育館で汗を流しました。最終日の横浜は快晴、暑さにもめげずみなとみらい地区を縦横無尽に遊 びまわりました。

〇2016年|8月3日(水)~8月5日(金)

初めてJRを使うことになりました。参加者32人は遅れることなくいわき駅から無事「スーパーひたち」に乗り込みました。今回は初めて小学3年 生からの募集です。初めてお泊りする子どもも多くホームシックにならないかと心配しましたが、お友達と大学生と一緒だったせいか元気よくすごすこ とができました。全校生徒10数人の山北町立三保小学校との交流は2回目を迎え、ウォークラリー、川遊び、BBQ、キャンプファイヤーを一緒に楽 しみました。

●楢葉町児童館(学童)応援プログラム

2014年春休みからは、「神奈川でのプログラムに参加できない小さな子どもたちのために福島に来て遊んでほしい」という声を聞いた大学生の 発案で、楢葉町児童館(学童)への応援がスタートしました。春・夏の長期休みに、子供たちが遊ぶ「児童館」にお伺いし、少し面白い室内遊 びや 工作、体育館に行って体を動かして走り回るなど、学生ならではの活動をしています。
この活動では「こらっせユース」として大学生が中心となって企画立案、計画し、現地スタッフとのやりとりも行っています。学年も大学も違 うメ ンバーがひとつのチームとなって活動する場合もあるため、コミュニケーションが非常に大切です。また、ほとんどの学生が福島を訪れるのは初め てということもあり、多くの学びがあるようです。可愛い子どもたちとの触れ合いとともに、現地を訪問することにより「メディアでただ知る こと から、考えるようになる」という感想をもらします。
楢葉町社会福祉協議会が楢葉町から委託されて児童館の運営をしています。社会福祉協議会のスタッフの皆様は御多忙中にもかかわらずいつも 暖か く受け入れて下さり、サポートをしていただいています。

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〇学生の感想
初めて学童に参加しました。私は楢葉町で生まれ、小学校6 年までこの地で育ってきました。そんな思い入れのある町の学童で応援ができたことはとても嬉しかったです。初めは子どもたちと仲良くできるか不安でいっぱいでした。でもす ぐに子どもたちの方からなついてくれました。車の工作は、でこぼこ道や坂道などのオリジナルコースで走らせたり、友達と競い合ったりととても 楽しそうでした。子どもたちと過ごした時間はとても楽しく、一日があっという間に感じました。今後もぜひ参加したいです。(2019年度)

離任式があったため子どもたちが来るまでの間に楢葉町を案内していただきました。Jヴィレッジ、原子力の機関、木戸ダム、天神岬を主に案内し ていただきました。車で街を見ていて7年経った今も津波や放射線の被害を受けた所の再開発、復興がまだまだであるなと強く感じました。その 後、園内では子どもたちと一緒に遊びました。帰るときは少し寂しそうでしたが、来週また大学生が来るよと言ったら楽しみにしていました。 (2018年度)

今回で2回目の学童応援でした。震災から6年が経ち、子どもたちは震災の記憶を持たない世代になってきました。今の生活が彼らにとっては当た り前なのです。しかし、それは横浜に住む私たちにとっては当たり前のことではありません。だから、私は福島に行って笑顔を届けたいです。私た ち大学生が行くことでしかできない何かで、当たり前じゃない生活をそこに生み出し、たった2日間だけでもいつもとは違う笑顔を作りたいです。 (2017年度)


〇活動履歴


日時 場所 企画
2019年度 2019年3月26~27日 あおぞらこども園
楢葉町南小学校体育館
車の工作
2019年4月2~3日 あおぞらこども園
楢葉町南小学校体育館
体育館遊び


日時 場所 企画
2018年度 2018年3月27~28日 あおぞらこども園
楢葉町南小学校体育館
運動会
2018年4月3~4日 あおぞらこども園
楢葉町南小学校体育館
ブーメラン
2018年8月20~21日 あおぞらこども園
楢葉町コミュニティセンター
体育館遊び


日時 場所 企画
2017年度 2017年3月23~24日 楢葉町サポートセンター空の家 ペットボトルけん玉
2017年3月29~30日 楢葉町サポートセンター空の家 グリッターペインティング
2017年8月17~18日 あおぞらこども園
楢葉町コミュニティセンター
スノードーム
2017年8月21~22日 あおぞらこども園
楢葉町南小学校体育館
体育館遊び
2017年8月22~23日 あおぞらこども園
楢葉町コミュニティセンター
マーブリング


日時 場所 企画
2016年度 2016年3月29~30日 あおぞらこども園
理科実験
2016年8月2日 あおぞらこども園
CUPS
2016年8月16~17日 あおぞらこども園
ゼリー作り
2016年8月22~23日 近隣の体育館
体育館遊び


日時 場所 企画
2015年度 2015年3月26~27日 楢葉町サポートセンター空の家 公園遊び
2015年3月30~31日 楢葉町サポートセンター空の家 体育館遊び
2015年8月10~11日 楢葉町サポートセンター空の家
近隣の体育館
マミーすいとん作り


日時 場所 企画
2014年度 2014年4月27日 楢葉町サポートセンター空の家 カレー作り



















●その他の活動

○キックオフミーティング
「リフレッシュプログラム」のスタートを切る「キックオフミーティング」を毎年5月に開催しています。

2023 年   2022 年   2021 年   2019 年

2018 年  2017 年  2016 年  2015 年  2014 年  2013 年